岡山にお住まいの皆様、こんにちは。
スマイル産業ブログ更新担当です!
スマイル産業では、老人ホームや介護施設への入居に伴う家財整理のご相談をいただくことがあります。ご夫婦そろって施設へ移られるケースもあり、私たちにとって老後の住まいはとても身近なテーマです。
そうしたご相談に関わる中で、年金を受け取っていても、施設費の負担が大きくなる場合があることを感じます。ご夫婦で入居する場合は、費用も2人分。「これからも一緒に暮らしたい」と思っていても、費用の面で悩むことがあります。さらに、入居が決まれば、自宅や残った家財をどうするかも考えなければなりません。
だからこそ、元気なうちに、これからの暮らしについて少しずつ考えておくことが大切です。
今回は、年金と施設費、利用できる制度、施設入居に伴う自宅や家財のことについてお話しします。
年金があっても施設費が足りないことがあります

老人ホームや介護施設の費用は、施設の種類や部屋、介護が必要な程度(要介護度)、利用するサービスによって変わります。
介護保険施設でも、介護サービスの自己負担に加えて、居住費や食費、日常生活費などが必要です。
厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」では、特別養護老人ホームの費用について、
次のような例が示されています。
| 部屋の種類 | 1か月の費用の目安 |
| 多床室(相部屋) | 約11万円 |
| ユニット型個室 | 約14万7,000円 |
※要介護5・介護サービスの自己負担1割・30日間利用した場合の例。
居住費・食費・日常生活費を含み、所得などに応じた負担軽減は反映していません。
実際の費用は施設や利用者の状況によって異なります。
例えば、年金が月10万円程度で、施設費がそれを上回る場合は、不足分を貯蓄などで補う必要があります。貯蓄が少なければ、支払いを続けることが難しくなる場合もあります。
検討する際は、月額費用に何が含まれ、医療費や薬代などが別途どのくらいかかるのかも確認しましょう。
夫婦で入居するなら施設費も2人分です

ご夫婦の場合は、2人分の収入と支出を合わせて考える必要があります。
例えば、年金が次の金額だったとします。
| 年金収入の例 | 月額 |
| 夫の年金 | 12万円 |
| 妻の年金 | 6万5,000円 |
| 夫婦の合計 | 18万5,000円 |
この18万5,000円は、1人分ではなく、夫婦2人分の生活を支える収入です。
仮に施設費を1人月10万円とすると、2人で月20万円。
年金収入と施設費だけを比べても、毎月1万5,000円、1年間で18万円の差額が生じます。
これはあくまで計算上の例で、実際の費用や利用できる軽減制度は、それぞれの状況によって異なります。
「夫婦でこれからも一緒に暮らしたい」と思っていても、費用の面から入居先の選択肢が限られることがあります。
また、一人が施設に入り、もう一人が自宅で暮らす場合には、施設費だけでなく、自宅で暮らす方の生活費も必要です。
施設費が心配なときは利用できる制度を確認しましょう

年金だけでは足りない場合も、利用できる制度がないか確認することが大切です。
特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院などでは、所得や預貯金などの条件を満たす方の食費・居住費を軽減する「負担限度額認定」があります。
すべての老人ホームで利用できる制度ではないため、検討している施設が対象かどうかも確認しましょう。
岡山市では、一人が施設に入ることで、自宅に残った配偶者の生活が難しくなる場合に、一定の条件のもとで食費・居住費を軽減する「課税世帯における特例減額措置」も案内されています。
また、年金を受け取っていることだけで、生活保護の対象外になるわけではありません。 年金などの収入や資産、世帯の状況を踏まえ、国が定める基準に基づいて個別に判断されます。
施設費や介護の相談は、担当のケアマネジャーや地域包括支援センター、市区町村の介護保険窓口へ。生活保護については、お住まいの地域の福祉事務所へ相談できます。
相談するときは、年金額や預貯金の状況、検討している施設の費用が分かるものがあると、話を進めやすくなります。
施設費と一緒に考えたい自宅と家財のこと

入居後の暮らしを考えるときには、これまで暮らしてきた自宅をどうするかも大切です。
夫婦のどちらかが住み続けるのか、家族が使うのか、誰も住まなくなるのか。その後の使い方によって、残しておく家財や、片付ける範囲も変わります。
施設の居室には、家にある物をすべて持って行けるわけではありません。家具や家電、衣類、食器、布団、写真や思い出の品など、長年暮らした家には多くの物が残っています。
スマイル産業でも、ご夫婦の老人ホーム入所に伴い、ご自宅に残ったタンス・布団・生活用品などをまとめて回収した事例があります。
入居が決まってから一度に考えると、施設の手続きや引っ越しに加えて、残す物の判断や片付けまで重なることがあります。
元気なうちに家族で話しておきたいこと

施設への入居は、何年も前から予定できるとは限りません。転倒や病気で入院し、退院後に自宅での一人暮らしを続けることが難しくなる場合もあります。
元気なうちに、次のようなことを少しずつ話しておきましょう。
- 毎月の年金と貯蓄から、施設費にいくら充てられるか
- 夫婦の一人だけが入居する場合、もう一人はどこで暮らすか
- 自宅は残すのか、家族が使うのか、売却などを考えるのか
- 持って行きたい物や家族に残したい物は何か
- 通帳や契約書などの大切な書類をどこに保管しているか
すべてを今すぐ決める必要はありません。
自宅に住み続けたい、夫婦で一緒に暮らしたい、大切な写真は手元に置いておきたい。そうした希望を共有しておけば、住まいを変える必要が出てきたときに、ご本人の考えを踏まえて話し合えます。
岡山で施設入居に伴う家財整理のご相談はスマイル産業へ

スマイル産業では、岡山市を中心に、老人ホームや介護施設への入居に伴う家財整理・不用品回収に対応しています。
「施設へ持って行かない家具を処分したい」
「家一軒分を家族だけでは片付けられない」
「県外に住んでいて、何度も岡山の実家へ通えない」
といったお困りごとは、お気軽にご相談ください。
自宅の今後についても、必要に応じて建物の解体や不動産売却をサポートします。
墓じまい・永代供養の手配など、実家じまいに関するご相談も承っています。
まだ片付ける範囲が決まっていない段階でも構いません。
施設への入居に伴う家財整理や、ご自宅・実家の片付けについて、スマイル産業へご相談ください。
参考資料
厚生労働省「介護サービス情報公表システム|サービスにかかる利用料」
厚生労働省「生活保護制度」
岡山市「負担限度額認定について」
※制度・費用に関する情報は2026年9月30日時点のものです。
最新の条件や費用は、各窓口・施設へお問い合わせください。