岡山にお住まいの皆様、こんにちは!
スマイル産業ブログ更新担当です。
近年、全国的に「空き家問題」が深刻化しています。
高齢化が進み、ご両親が施設に入居された後、誰も住まなくなった実家が空き家になるケースが急増しています。
特に地方都市である岡山でも、空き家は深刻な社会問題のひとつ。
ですが実際には、施設入居が決まってから動き出すのでは手遅れになるリスクもあるのです。
今回は、空き家が生まれる背景とリスク、そして「今からできる片付け・整理」の重要性について、詳しくお話しします!
高齢化でなぜ実家が空き家になるのか?
もともと暮らしていた親御さんが、
- 高齢化による体力・判断力の低下
- 施設入居、または長期入院
- そして子ども世代が都市部で生活している
このような理由で、実家が空き家化してしまうことが増えています。
岡山県内でも、こうした高齢者世帯の空き家化は年々進行中。
しかも、空き家を放置すると様々なリスクが発生します。
空き家を放置するとどうなる?【リスク解説】
実家が空き家のまま放置されると、以下のような問題が起こるリスクがあります。
- 老朽化が進み倒壊の危険性が高まる
- 不法投棄や犯罪に利用される恐れ
- 庭や建物の管理不全による近隣トラブル
- 特定空き家に指定され、固定資産税が増額される可能性
「誰も住んでないから放置でいい」と思っていると、思わぬ損失やトラブルにつながることも。
空き家問題は、早めに手を打つことが何より大切です。
空き家になる前に!
実家の片付けは「兆候に気づいた時から」

施設入居が決まってから慌てて片付けを始めても、実はすでに遅い場合が少なくありません。
本当に理想的なのは、
- 親の暮らしに異変(片付け困難・物が増えている)が見え始めたとき
- 体調不良やケガで家事が難しくなったとき
こうした早い段階から、負担にならない整理を始めることです。
例えば、
- 使っていない家電や家具を少しずつ処分
- 不用品回収を一部だけ依頼して軽くする
- 「何を残すべきか?」家族で話し合う
こうした小さな整理を積み重ねておくことで、後の施設入居・空き家化もスムーズに対応でき、精神的・肉体的負担も大幅に減らせます。
「まだ大丈夫」は一番危険。
兆候を見逃さず、少しずつ備えていきましょう。
実際のご相談事例|スマイル産業の空き家サポート
スマイル産業では、岡山エリアで数多くの「施設入居前の片付け」や「空き家整理」をサポートしてきました。
【事例1】老人ホーム入居に伴う実家整理(岡山市)
ご本人様が老人ホームへご入居されるにあたり、長年の生活用品が残るご自宅の整理と不用品回収をお手伝いしました。お住まいは、物が多く積み重なった状態でしたが、大切な品々を一つひとつ確認しながら丁寧に仕分け。
【事例2】海外在住のお客様からの空き家解体依頼(岡山市)
アメリカにお住まいのお嬢様から、岡山市中区の実家の解体工事をご依頼。
長期間空き家だった建物をスムーズに整理・解体いたしました。
▷詳しくはこちら:数年越しのご縁|アメリカ在住のお嬢様からの解体工事依頼
空き家整理をスムーズに進めるためのポイント
家の中、ご家族の様子に変化を感じたら、整理を始めるサイン
施設入居が決まってからではなく、ご家族の暮らしに小さな変化(物が片付けられない、物が増えてきたなど)を感じた段階で、使っていない家具や家電から少しずつ整理を始めるのが理想です。無理なく、段階的に進めることで、将来の負担が大きく減らせます。
不要品はできるだけ早めに処分しておく
「まだ使うかも」と思うものでも、実際には何年も使っていないことが多いです。
衣類、寝具、古い家電、壊れた家具など、処分対象をリストアップして、思い切って早めに手放すことが、スムーズな片付けの第一歩になります。
大型家具・家電は無理せず業者に依頼する
タンス、ベッド、冷蔵庫などの大型家具・家電は、高齢のご本人やご家族だけで運び出すのは危険です。専門の不用品回収業者などに依頼して、安全・効率よく処分しましょう。
作業時間も短縮でき、精神的な負担も軽減されます。
将来の売却・貸出・解体も視野に入れて計画的に動く
空き家になった実家をどうするか、早めに方向性を考えておくことが重要です。
売却、賃貸、解体して土地活用など、家族で話し合いながら、必要なら専門家(不動産会社・解体業者)にも相談して、段階的に準備を進めることをおすすめします。
まとめ|空き家問題を防ぐには「早めの行動」がカギ!
高齢化が進む中、ご両親の体調変化や暮らしの変化は、誰にでも訪れるものです。
そして、私たち子世代もまた、年月とともに体力や判断力が変わっていきます。
だからこそ、家族みんなが元気なうちに、少しずつ整理や片付けを進めておくことが大切です。
「まだ大丈夫」と思える今、「まだ早いかな?」と感じている今こそが、実は一番、落ち着いて準備を進められるタイミングなのかもしれません。
実家は、暮らす人がいなくなった後も確実に残ります。放置してしまえば、老朽化や近隣トラブル、資産価値の低下といったリスクが高まります。
だからこそ、未来の安心や、家族への負担軽減につなげるために、早めの準備を心がけていきましょう。
もし、何から手をつけたらいいか迷ったときは、どうぞ無理をせず、私たちスマイル産業にご相談ください!
スマイル産業では、早期の片付けから空き家整理・解体相談まで、地域密着ならではの安心対応を心がけています。お客様一人ひとりに寄り添いながら、最適なサポートをご提案いたします。
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